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本屋に行くと、色んな種類のエンディングノートが売っていますね。
本屋でエンディングノートを購入しなくても、自分でノートを買ってきて作ってもいいと思います。
ところで、エンディングノートって何歳くらいから書き始めるといいと思いますか?
一般的なイメージでは、60歳を過ぎてからとか、定年退職する少し前くらいからというイメージなのではないかと思います。
ノート自体を書かない人ももちろん多いと思います。
また、エンディングノートに何を書いたらいいのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
終活という言葉が世の中に出始めた頃からセットでで出始めたのがエンディングノートだと記憶していますが、簡単に言うとエンディングノートは生前整理の1つだと考えています。
生前整理なのであれば、やっぱり高齢者になってから始めればいいのかなぁ?と思いがちですが、僕は40代から、もっと言えば30代後半くらいから始めるといいと思います。
今回は、エンディングノートを早くから始めるのがいい理由を書いてみたいと思います。
エンディングノートで最も大事だと思うのが、自分の情報を記しておくことだと思います。
金融資産や保険のこと、契約している様々なサービスのこと。
特に独身で一人暮らしの方は、家族にも話していないパターンが多いのではないでしょうか。
若いういちからエンディングノートを始めた方がいい理由
僕が40代からエンディングノートを書き始めた方がいいと思う理由を説明したいと思います。
理由はいくつかあります。
40代になると体にも変化が起こる
1つ目の理由は健康面と言うか、40代になるとやはり若い頃のように無理が効かなくなるからです。
もちろん、全ての人が体に変化がおきたように感じることはないかと思いますが、何となく疲れやすくなったり、視力が落ちてきたなぁとか、体力がなくなったなぁとか感じる人は結構多いのではないかと思います。
僕の場合だと、車で長距離を運転することが億劫になったり、残業が多いと疲れたと感じるようになったり変化がありました。
そして、実はつい最近、体調を崩して入院してしまいました。
幸いにも命に別状はなく、入院前と同じ生活ができるのですが、人生初の入院だっったこともあり、恐怖感はありましたね。これからどうなるんだろう?的な感じになりました。
まだまだ若いと思っていても、急に体調を崩すことはあります。40代は健康診断の数値も悪くなってくる年齢でもあるかなと思います。
そんな緊急事態は発生した時に、自分の情報を全て家族が理解できる状況にしておくことは重要なのではないかと思います。
例えば、体調面で言えば生命保険や医療保険の加入有無について、家族がすぐにわかるようしておくことは重要なのではないでしょうか。
例えば、親子で同居していたり、夫婦間であったとしても、意外と知らない情報はあったりするものです。
離れて暮らしていると分からないことが多い
既婚者の場合は問題ないのですが、昨今は30代や40代でも独身の方も増えてきています(僕も独身です)
また、仕事柄転勤が多い会社の方や、地方から都市部の大学に進学し、そのまま都市部で就職している方も多いと思います。
親子で離れて暮らしていると、保険や金融資産のことなど、細かいことまで話すことは殆どないかと思います。
もしもの時に備えて、エンディングノートに最低限必要な情報を書き込んでおくのは備えとしてしておいた方がいいのではないでしょうか。
多様なサービスに加入している人が多い
現在はサービスが多様化しています。
昔であれば、保険と銀行口座と携帯電話会社を把握できればよかったと思います。
ですが、現在は、銀行口座と言ってもネットバンキングを利用している方もいらっしゃいます。そうすると、通帳は持っていなくてスマホで口座管理していたり…
投資をする方も増えてきていますので、銀行口座以外にも証券口座を持っていたり…
スマホのキャリアも以前に比べると増えてきていますし、光回線の業者も増えてきています。
人によっては電気も自由化の影響で格安な業者に乗り換えしてる方もいらっしゃいますよね。
クレジットカードを何枚も持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
細かい情報は、意外と1つ屋根の下の住んでいても知らなかったりするものです。
これだけサービスが多様化している時代ですので、万が一のことを考えて、ノートにきちんと記しておくのがいいと思います。
40代がエンディングノートに書いた方がいい内容
では、具体的に40代がエンディングノートに書いた方がいいことを挙げてみたいと思います。
保険
まずは、加入している保険について記載しておきましょう。
医療保険や収入保障保険、生命保険などは特に記載しておいた方がいいと思います。
車やバイクに乗っている人は損害保険も記入しておいた方がいいかもしれませんが、損保以外の保険は意外と同じ屋根の下で生活している家族も知らなかったりします。
保険に入っていることは知っていても、保険会社が分からないとか、給付内容が分からないことはよくあると思います。
ちなみに、保険の内容は契約者自身がよくわかっていないこともありますので、給付内容等も一緒に記載しておいた方がいいかもしれませんね。
会社等の連絡先
会社に在籍中にもしものことがあり、本人が連絡できないこともあります。
そんな時は家族が代わって連絡しなければならず、そんな時に連絡先をノートに記載しておくと便利かなと思います。
家族であっても、自分が普段利用していないスマホの操作はよく分からなかったりしますし、動揺していると尚更です。
スマホの電話帳に登録しいてあるから大丈夫と思わずに、紙媒体にも残しておきましょう。
派遣でお仕事している場合には、派遣元の連絡先も記載しておくといいかなと思います。
銀行口座や証券口座・クレジットカード
銀行も、紙媒体の通帳がなくてもスマホとキャッシュカードさえあれば事足りる時代です。
また、ネット銀行を利用している方も多くなってきていると思います。
ですが、ネット銀行やネットバンキングを使いこなしている方ばかりではないので、その辺りも含め、口座に関する情報はしっかりと記載しておきましょう。
また、クレジットカードに関する情報も同様です。
さらには、NISAやiDeCoを始める方も多くなってきている昨今、証券口座を持っている方も増えてきています。
銀行口座だけでなく、証券口座の情報もきちんと記載しておきましょう。
契約中のサービスについて
スマホや光回線など、自分が契約しているサービスについても記載しておきましょう。
その他には、サブスクの契約とか電気を地域の電力会社以外の会社で契約している場合も記載しておいた方がいいと思います。
もう1つ、SNSを利用している場合は、IDやパスワードを含めて利用中のサービスを記載しておくといいと思います。
知らないうちにアカウントを乗っ取られてしまい、不正なことに利用されるともかぎりませんからね。
その他、持ち家に住んでいる方やマンションを購入して住んでいる方は、登記簿などの不動産に関する書類がどこに置いてあるかなどの情報も記載しておくといいと思います。
エンディングノートを作ったら…
最後に、エンディングノートを作成したら、これだけはやっておいた方がいいと思うことを書いてみたいと思います。
まずは、家族にノートの存在を話しておくことです。
せっかくノートを書いても、その存在を誰も知らないのでは意味がありません。
ノートがどこに置いてあるかはしっかりと伝えておきましょう。
また、ノートには個人情報が書かれていますし、IDやパスワードなどの情報も記載されています。
保管場所には気をつけてくださいね。
次に、記載内容に変化があった時は、その都度訂正しておきましょう。
サービスを解約した、保険を見直しした時などは、面倒でも訂正してください。
最後に、ノートはデジタルではなくアナログにした方がいいと思います。
今や何でもかんでもデジタルでまとめがちですが、若くてもデジタルが苦手な方も多いですので、せっかくのデータを家族が見ることができなかったりする可能性があります。
また、デジタルだと何かの拍子にデータが消去されてしまう可能性もあります。
ですので、エンディングノートはぜひノートに文字を書く形で作りましょう。
終活は決して高齢者になってから始めればいいという活動ではないと思います。
40代になり、人生後半戦になってから、少しずつスタートいくといいのではないかなと思いますので、エンディングノートの作成も、少しずつ始めてみてはどうかなと思います。
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