今やどのお店に行ってもついて回るのがポイント。
ECサイトはもちろん、実店舗に行っても当たり前のようにポイントカードはお持ちですか?と聞かれますよね。
ここ数年は、〇〇カードをお持ちですか?ではなく、ポイントカードは何かお持ちですか?と聞かれることもしばしば。
それだけ様々なポイントカードが乱立している証拠だと思います。
個人店でもポイントカードは当たり前。
僕も、床屋さんのポイントカードを持っていますし、以前よく利用していた中華料理屋もポイントカードがありました。
「ポイント付かずんば店にあらず」
大袈裟に言うと、そう言いたくなるくらい当たり前になったポイント。
そんな中、最近よく聞かれるようになったのが「〇〇経済圏」と言う言葉。
現在、大きく分けると5つの大きなポイント経済圏があると言われていますが、一体どのような経済圏なのでしょうか?
ポイント経済圏ってなに?
ポイント経済圏とは、共通のポイントを獲得できるお店や企業、サービスなどポイントを発行する企業を中心とする経済圏です。
利用者は、ポイントをより多く獲得することができ、獲得したポイントを利用することで、よりお得にお買い物をしたりサービスを受けることができます。
ポイント発行元の企業からすると、消費者が自社(或いは系列のグループ会社)の商品を購入してくれたり、サービスに加入してもらうことができるので、消費者の囲い込みを行うことができます。
よくあるのが、クレジットカードやスマホのキャリア、系列のECサイトの利用や光回線の契約を纏めるというもの。
また、実店舗では自分が貯めているポイントが貯まるお店でお買い物したりするというパターンですね。
現在、5つの大きなポイント経済圏があると言われています。
順番に見ていきましょう。
今回は、大相撲風に番付で紹介してみたいと思います(尚、番付は僕の独断に基づいてます)
東の横綱:楽天経済圏
現在、最も利用しやすい経済圏と言っていいのが楽天経済圏です。
経済圏という言葉の生みの親でもあるかと思います。
貯まるポイントは楽天ポイント
ご存知、日本最大級のECモール「楽天市場」を中心とした巨大経済圏で、ポイントの貯め方が豊富かつ分かりやすいことで多くの支持を得ています。
【主なサービス】
・楽天市場
・楽天カード
・楽天銀行
・楽天証券
・楽天Edy
・楽天pay
・楽天モバイル
・楽天ひかり
・楽天トラベル
・楽天ブックス
・楽天kobo etc…
パッと思いつくだけで、楽天関連のサービスはたくさんあります。
これらを利用することで、楽天ポイントが貯まりますし、楽天ポイントが貯まる実店舗もたくさんあります。
楽天市場はお買い物マラソンなどのポイントが沢山貯まる仕組みも好評で、堂々の東の横綱なのではないでしょうか。
西の横綱:イオン経済圏
楽天経済圏に次いで大きな経済圏だと思われるのがイオン経済圏です。
僕のように地方に住んでる人にとって、買い物だけでなく娯楽的にも大変助かるのイオンモールをはじめ、マックスバリューやザ・ビッグなどのスーパーマーケットなど、主に実店舗を使うことでポイントが貯まっていく経済圏です。
貯まるポイントはWAON POINT
実店舗が主にポイントが貯まる場所なだけに、首都圏や大都市圏にお住まいの方にとっては使いづらいかもしれませんが、地方民にとっては楽天並みかそれ以上にお得を感じる経済圏なのではないかなと思います。
【主なサービス】
・イオン系列のお店
・ウェルシアなどのグループ店舗
・WAONカード
・イオンカード
・AEON Pay
・イオン銀行
イオン系列のお店をよく利用される方は、イオンカードを持つとお得にお買い物ができます。
お買い物アプリやi AEONアプリを上手く利用することで、クーポンを使ってお得にお買い物ができる上にWAONPOINTも貯まります。
大関: PayPay経済圏
シェアが国内トップクラスのコード決済サービス「 PayPay」
その特徴は、利用できる店舗数の多さです。
PayPayしか利用できない店舗もまだまだ多く、コード決済= PayPayという認識の方も多いのではないでしょうか。
PayPayを中心とした、ソフトバンクグループのサービスやECサイトを利用することで、よりお得に利用することができます。
貯まるポイントは PayPayポイント
楽天に比べるとポイントが貯まりにくい印象がありますが、負けず劣らずの大きな経済圏だと思います。
【主なサービス】
・ PayPay
・ PayPayカード
・ PayPay銀行
・ PayPay証券
・ソフトバンク
・Y!mobile
・ソフトバンク光
・ Yahoo!ショッピング
こちらも、 PayPayカードを利用することで、ポイントがより貯まりやすくなります。
サービス的には楽天に負けず劣らずだと思うのですが、楽天市場とYahoo!ショッピングの人気の差が、そのまま経済圏の大きさの差になっているのではないかなと思います。
三役:ドコモ経済圏
携帯電話会社、NTTドコモが提供するサービスを中心に展開しているのがドコモ経済圏です。
楽天やソフトバンクなどの他の携帯電話のキャリアに比べると経済圏では遅れをとっている感は否めないですが、少しづつですが、確実に経済圏が大きくなってきていると思います。
マネックス証券と業務提携を結んでいますが、金融関連のサービスがないのが遅れをとっている要因の1つではないかと思います。
金融にも力を入れるような話もありますので、今後に期待ですね。
貯まるポイントはdポイントです
【主なサービス】
・NTTドコモ
・ドコモ光
・dカード
・dアニメストア
・dショッピング
・dマガジン
・dブック
Amazonの利用でdポイントが貯まるサービスがあったりなど、外部のサービスと連携して貯まる仕組みも増えてきましたし、d払いができるお店も増えてきています。
今後はより大きな経済圏に成長できるか注目です。
幕内:au経済圏
5大経済圏の中では恩恵を受ける方が少ないのではないかと思われているのがau経済圏です。
意外…と言っては失礼ですが、結構使い勝手は良いと思うんですよ。
貯まるポイントはPontaポイントです
【主なサービス】
・au
・UQモバイル
・au PAYカード
・au PAY
・auじぶん銀行
・auカブコム証券
・auひかり
・au PAYマーケット
・じゃらんなどのリクルート系サービス
・Ponta提携店
じゃらんやローソンなどでも使えたり貯まったりします。
また、auカブコム証券やauじぶん銀行の評判はなかなか良いようですよ。
多分ですけど、au経済圏って言葉が本来持ってるポテンシャルを阻んでいるのではないかなと思います。
Ponta経済圏って呼ばれるようになっていれば、もっと注目度は高いのではないでしょうか。
その他、Vポイントが貯まる三井住友系のVポイント経済圏を合わせて6大経済圏と呼ぶ方もいらしゃるようですが、個人的にはVポイントはこれからのサービスだと思いますので、今のところは上記5つが大きな経済圏なのではないかなと思います。
ご自分の利用サービスや利用店舗で貯まるサービスを上手く利用して、よりお得な生活をしたいですね!
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