ポイント戦国時代と言っても言い過ぎではないと思う昨今。
気がつけば5大経済圏という言葉ができるくらい、ポイント経済圏は成長しています。
ポイント経済圏とは、同じポイントが貯まるサービスやお店を利用することで、ポイントをお得に貯めたり、貯めたポイントを使うことでお得にお買い物ができたりする経済圏のことを言います。
5大経済圏とは、楽天経済圏、イオン経済圏、 PayPay経済圏、ドコモ経済圏、au経済圏の5つです。
中には、SBI経済圏(Vポイント)も加えて6大経済圏と呼ぶ方もいらっしゃいますね。
そんな5大経済圏の中でも、影が薄いと個人的に感じているのがau経済圏です。
4大携帯キャリアの1つ、KDDIがサービスを提供するau
確かに、auユーザーって周りにあまりいないような気がするので、影が薄くても仕方ないような気もしますが…
au経済圏で貯まるポイントはPontaポイントです。
Pontaポイントが貯まるカード、実は持ってるって方は多いのではないでしょうか。
僕も持ってはいたものの何年も放置していたPontaカードですが、結構使い道があることに最近気づきました。
今回はau経済圏についてお話ししてみたいと思います。
au系サービスを利用しなくてもザクザク貯まるPontaポイント
au経済圏とは言え、Pontaポイントは決してauのサービスに入っていないと貯まりにくいわけではありません。
では、Pontaポイントはどこで貯まるのか?
何となく知ってる方も多いと思いますが、あらためてみていきましょう。
お店やサービスの利用で貯まる
Pontaポイントが貯まるお店って例えばどこだかわかりますか?
…というか、結構多くの方がPontaカード持ってるのではないかと思うのですが、、、
例えば、昔GEOでDVDレンタルしていたとか、ローソンで勧められたとか…
もちろん、今でもGEOやローソンでPontaポイントは貯まります。
例えが、ローソンでは200円ごとのお買い物で1Pontaポイント、16時〜23時59分は100円で1Pontaポイントが貯まります。
期間限定で、20〜60Pontaポイントが貯まる商品もありますし、ローソンって結構ポイント貯めやすいんですよ。
その他、三洋堂書店や丸善ジュンク堂書店などの書店でも貯まりますし、家電量販店のジョーシンでも貯まります。
飲食関係だとケンタッキー、スーパーだと成城石井、更には高島屋でも貯めることができるんですよ。
車必須の地域にお住まいの方だと、apollostationのガソリンスタンドで貯まります。
基本的には100円または200円ごとに1Pontaポイントが貯まることが多いようです。
貯まったポイントは各店で1Pontaポイント=1円で利用可能。
※中には貯めることしかできないお店やサービスもありますので注意です
au経済圏と聞くと、auユーザーじゃない人には関係ないような気がしますが、Pontaポイントと聞くと、身近に感じやすいのではないかと思います。
じゃらんでも貯めて使えるPontaポイント
日本最大級の旅行予約サイト「じゃらん」
実はじゃらんでもPontaポイントが貯まって使えるって知ってましたか?
じゃらんで予約することで、サービス利用料の1%〜2%分のPontaポイントが貯まります。
また、じゃらん側から、じゃらん限定で使える期間限定のPontaポイントが貰えることもしばしば。
1500Pontaポイント前後の期間限定ポイントが頻繁に貰えますので、期間限定ポイントを使ってお得にじゃらんで予約ができちゃうかも(1Pontaポイント=1円)
余談ですが、高速バスでお馴染みのWILLERでもPontaポイントは貯まります(使用はできません)
じゃらんで宿を予約して、現地まではWILLERの高速バスを利用すると、一気にポイントが貯まるのではないでしょうか?
じゃらんはリクルートが提供するサービスです。
リクルートが提供するサービスでは、その他にもホットペッパーやホットペッパービューティーでもポイントが貯まって使えます。
リクルート系のサービスでPontaポイントを利用するためには、Ponta Web会員登録が必要です。
Pontaポイントは投資の世界でも大活躍
経済圏のポイントは、投資の擬似体験ができるポイント運用だけでなく、実際の投資にも利用することができます。
Pontaポイントも実際の投資信託や単元未満株の購入に使うことができるのですが、他のポイントに比べてPontaポイントで投資可能な証券会社が多いのが特徴です。
・auカブコム証券
・SBI証券
・大和コネクト証券
上記3つの証券会社ではPontaポイントで投資を行うことができます。
au PAYを使えばPontaポイントの二重取りも可能
各種ポイントを効率よく貯める方法の1つがポイントの二重取り
異なるポイントが二重取りできるパターンは結構多いと思うのですが、1つの買い物で同じポイントが二重取りできるのはかなり嬉しいですよね。
Pontaポイントの二重取りは比較的容易にできるのが特徴です。
二重取りに必要なアプリがauのコード決済アプリ「au PAY」です。
au PAYも、auユーザーじゃなくても利用することができます。
どのように二重取りするかというと、PontaアプリやPontaカードを提示してPontaポイントをゲット。au PAYで支払うことで、更にPontaポイントをゲットする方法です。
au PAYは100円ごとにPontaポイントが1ポイント貯まるサービスです。
例えば、ローソンで400円分の買い物をした場合、
・Pontaカード提示で2ポイント
・au PAY支払いで4ポイント
合計6ポイントゲットできるというわけです。
ローソン以外でも、ジョーシン電機やビッグカメラ、三洋堂書店などのau PAYとポンタ提携店であればポイント二重取りのチャンスです(全てのお店やサービスで二重取りができるわけではありません)
MMD研究所のデータによると、コード決済における2024年3月時点でのau PAYの利用者割合は16.2%。メインのコード決済にau PAYを選んでいる人の割合は11.3%なのだそうです。
1位の PayPayが49.5%の利用者割合ですので、 PayPayに比べると利用者割合は3分の1ですが、41.2%の方がポイントが貯まりやすいと回答しているようです。
Pontaポイントをお得に貯めたい方はau PAYの利用を考えてみてはどうでしょうか。
au PAYカードで料金支払いをまとめればポイントが貯まる
コード決済が始まる以前から、ポイントを貯めるために各種公共料金や携帯電話料金などをクレジットカード支払いにする方は沢山いらっしゃいます。
au経済圏のクレジットカードが「au PAYカード」
ゴールドカードは年会費11000円(税込)が必要ですが、ノーマルのカードは会費や年会費が無料です。
au PAYカードは、100円ごとに1Pontaポイントが貯まる仕組み。
スマホや光回線、公共料金をはじめとした各種支払いをau PAYカードにまとめることで、Pontaポイントが沢山貯まります。
また、新NISAに興味がある方でauカブコム証券で証券口座を開設しようと考えている方の場合、毎月の積み立てをau PAYカードで決済すると、投資金額の1%分のPontaポイントをゲットできます。
Pontaポイントに魅力を感じている方は、auPAYカードを作ってみてはどうでしょうか。
auカブコム証券で証券口座開設しようとしている方で、au PAYカードを持っている方は、auじぶん銀行で銀行口座を開設することをお勧めします。
「au PAYにじぶん銀行を連携+au PAYカードの引き落としをじぶん銀行にする+カブコム証券でマネーコネクトの設置をする」
これだけで、普通預金の金利が0.23%になります。
2024年9月現在、ネットバンクを除く各銀行の金利は高くても0.1%程度
Pontaポイントが貯まる上に、金利も高いのは魅力的だと思いますよ!
au経済圏にau系サービスの加入は不要?
ここまでau経済圏のお話しをしてきましたが、肝心のau系サービスの話が一向に出てこないと思った方も多いと思います。
au系のサービスは、携帯電話のauやUQモバイルをはじめ、auひかりやauでんきがあります。
経済圏のサービスで纏めるという意味では、au系のサービスに加入することは悪いことではありません。
ですが、例えばauやUQモバイルの利用料はau PAYカードで支払うことで110円/月の割引がありますし、auユーザーでゴールドカード会員なら最大10%のポイント還元があります。
ですが、はっきり言ってあまり魅力的じゃないというか…
最大10%のポイント付与のために年間11000円のゴールドカード会員費を支払うかと言われると…
ポイントをお得に貯めるという観点で考えると、au経済圏においてau系のサービスにまとめることは、あまり重要ではないのではないかと個人的には思います。
Pontaポイントは、他社のポイント、例えば PayPayポイントとポイントの二重取りが可能なお店やサービスがあります。
また、普段利用するお店やサービスの中でPontaポイントが利用できるシーンも多いのではないでしょうか。
僕の場合、丸善や三洋堂で本を購入したり、コンビニの中ではローソンを利用することが多いので、重宝するポイントです。
今のところ、au経済圏がメインの経済圏になるかと言われると少し弱い気がしますが、Pontaポイントの汎用性の高さを考えると、サブ的なポジションとして考えてみるのは良いのではないでしょうか。
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