2024年から新NISAがスタートしました。
非課税枠が大幅に増えたことで、投資に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
実際にNISAを始めた方も多いと思います。
僕も、遅ればせながら積立投資枠で新NISAを始めてみました。
ちょうど始めるタイミングで日銀が利上げして、株安やアメリカの株安があって、ちょっとびっくりしたけど…
以前から投資や株には興味があったのですが、ギャンブル的なイメージが強くて、怖くて始められませんでした。
僕がFPの勉強をし始めた理由の1つに、FPの勉強をしてお金のことを知ることで怖さがなくなるのではないかと思ったというのがあります。
FPの勉強を始め、本屋で売ってるNISAの本とかいろんな方の動画とかみているうちに、恐怖心が少しずつ減ってきて、ようやくNISAを始めようと思ったわけです。
もう1つ、僕が投資に対して必要以上の恐怖心が減ったきっかけになったものがあります。
それがPayPayポイント運用
もし、僕と同じように投資に興味があるけれど恐怖心から始められない方がいらっしゃいましたら、PayPayポイント運用を始めてみると良いのではないでしょうか。
PayPayポイントの使い方は3種類
あらゆるコード決済の中でNo. 1のシェアを誇るPayPay
満足度は楽天ペイの方が上らしいのですが(ポイントが貯まりやすいため)、PayPay最大の特徴は利用できるお店の数が他のペイに比べて多いことなのではないでしょうか。
特に個人店ではPayPayしか使えないところも多いですよね。
そんなPayPayですが、決済するとPayPayポイントが貰えますよね。
還元率は0.5%なので、200円で1ポイントになります。
クーポンやキャンペーンを使うと、賢く貯めることができるPayPayポイントですが、ポイントは1pt=1円として使うことができます。
PayPayポイントの使い方は3種類
支払いに使う
1pt=1円で決済時にポイントで支払うことができます
貯める
使わずに貯めておいて、ここぞというタイミングで使います
運用する
ポイントを運用して増やし、必要な時に下ろして使う
今回は3)の運用をおすすめするわけですが、なぜNISAを始めようという人にお勧めなのかお話ししたいと思います。
PayPayポイント運用の概要
2024年8月現在、PayPayポイント運用には7つのコースが設けられています。
1)金(ゴールド)コース
2)テクノロジーコース
3)スタンダードコース
4)テクノロジーチャレンジコース
5)チャレンジコース
6)テクノロジー逆チャレンジコース
7)逆チャレンジコース
1)〜3)は値上がりするとプラス、4)と5)は値上がりすると3倍プラス、5)と6)値下がりすると3倍プラスのコースです。
実際のETFに連動した値動きになっていることが特徴で、例えば1)は金投資のETF、2)と4)と6)はGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)等に連動するETF、3)と5)と7)はS&P500の指数に連動しています。
ETFとは、株価指数などの特定の指標に連動することを目指した投資信託のことを言います
なぜPayPay運用がおすすめなのか
では、なぜNISAを始めようと迷っている方に僕がPayPay運用をおすすめするのか?
一番の理由は、PayPay運用にはS&P500に連動したスタンダードコースがあるから
NISAを始めようと思っている方は、NISAについてご自分で色々調べているのではないでしょうか。
動画やサイト、本などで概要やメリットデメリットを調べていることと思います。
調べていくと、よく聞く言葉の中で「S&P500」と「オルカン(オールカントリー)」の2つの言葉があると思います。
S&P500もオルカンも、共に人気のインデックス投資になるのですが、そのうちの1つであるS&P500に連動しているのが、PayPay運用のスタンダードプランです。
S&P500はアメリカを代表する株価指数で、上位500社の時価総額を指数化したものです。
人気のインデックス投資を疑似体験できることで、NISAに対する理解と不安の解消になると思います。
2つ目はポイント投資だから
PayPayポイントは、200円ごとのPayPay支払いで1ポイント付与されます。
ポイントは1ポイント1円で利用可能なわけですが、本来は、買い物をして絶えずキャッシュバックなどあり得ない話です。
つまり、PayPayポイントは本来はあるはずのないお金なのです
あるはずのないお金ですから投資しやすいですし、仮に運用ポイントがマイナスになったとしても、現金で補填する必要はありません。(獲得したポイントで補填する)
投資について色々調べていると、必ずと言っていいほど「投資は余剰資金で行いましょう」と言われています
投資はリスクを伴います。貯金の大部分を投資に回してしまうと、暴落してしまった時に生活が立ち行かなくなってしまいます。
ですから、生活費とかいざという時のお金は貯金としてしっかりと残しておき、余った資金で投資をするのが基本なんですよね。
PayPay運用でも、元本割れを起こしたりすることは経験ができます。
ポイント運用することで、投資は余剰資金で行うという言葉の意味がよくわかると思います。
実際にPayPayポイント運用をしてみて
今年の4月からPayPayポイント運用をしてみて感じたことは次のとおりです。
ポイントが0を下回ることはない
元本割れを起こすことはありますが、ポイントが0を下回ったことはこれまで1度もありません。
もちろん、0を下回る可能性はあるわけで、僕が運よくこれまでは0を下回らずに済んでるだけかもしれません。
ですが、4ヶ月以上運用してきて、0を下回ったことが一度もないというのは、S&P500がリスクの低い投資なのではないかなと実感できます。
たった4ヶ月で分かるの?と言われてしまうと返す言葉もないですが…
元本割れは普通にある
リスクが低いを感じたS&P500ですが、元本割れは何度も経験しました。
直近では、7月の終わりから8月のはじめにかけて、最大で180ポイント近く元本割れしました。
当時、投資していたポイントが900ポイント弱だったので180ポイントの下落で済みましたが、運用ポイントが多ければ多いほどマイナスは大きかったと思います。
その後は一旦は回復傾向になり、15ポイントほどの元本割れまで戻ってきましたが、先週半ばくらいから再びマイナスが増えて、現在は80ポイントほどの元本割れです。
マイナスになるたびに「これが投資の怖さか〜」と思うのですが、ポイント投資ですからマイナスになっても殆ど気にならないです。
投資は余剰資金で行うことの意味がよくわかります。
意外と大きなプラスになる
マイナスばかりではなく、プラスも経験できます。
というか、マイナスになることよりもプラスになることの方が多いです。
僕は、最大で6.5%程度のプラスを経験したことがあります。プラスになる時は平均で3%〜4%前後のプラス幅です(今のところ)
たったの3%なの?と思うかもしれません。
確かに、金額(ポイント)が少ないと恩恵は感じにくいかもしれませんが、10000ポイントなら3%でも10300ポイントになるわけで、3%って結構大きいと思いますよ。
「投資したら儲かるんでしょ!」と思っている方にとっては、現実は甘くないことを実感できるかもしれないので、現実を知る良い機会になるかもしれませんね。
いかがでしょうか?
ポイント投資なら、自分の懐も痛まないし、ポイントが増えれば増えたポイントをお買い物に回すことができます。
普段、PayPayを利用している方でNISAに興味がある方は疑似体験にはもってこいのサービスだと思いますので、検討してみてはどうでしょうか?
他にも、楽天ポイントを使った楽天ポイント運用もPayPayポイント運用同様のサービス(こちらは確かオールカントリーに連動していたと記憶しています)になるので、楽天ポイントをたくさん貯めている方は、楽天ポイント運用でもいいと思います。
※運用したPayPayポイントを年間で20万ポイント以上引き出して利用すると、配当所得として確定申告が必要になりますのでご注意を!
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